2004年6月 ミャンマー
通常は二時間前迄にチェック・インするよう言われる国際線だが、ヤンゴン空港ではその時間帯の離発着が他になく、一時間半を切っても余裕過ぎる程だった。宝石付きイヤリングを買ったオジサマは、証明書の提示を求められることもなく素通り。
スーレー・パゴダのスーレーとは「聖髪」という意味で、パゴダ内に仏陀の遺髪が納められている。ヤンゴン市街はこのパゴダを中心に設計され、ロータリー式の道路の中央に高さ46メートルの塔が聳え立つ。スーレー・パゴダの周辺は駐停車が出来ないので、車窓…
アウンサン将軍の名前から取ったボーヂョーアウンサン・マーケットは、ヤンゴンで一番大きなショッピング・センター。イギリス植民地時代の1926年に建設され、表通りに面した建物はモダンという感じ。
ミャンマーには「八曜日」という伝統歴があり、生まれた曜日によって基本的な性格、人生、他人との相性が決まるという。何故「七」ではなく「八」なのかというと、水曜日だけが午前と午後に分けられているため。
ヤンゴン市街の北側、宿泊したユザナ・ホテルの南方面に見えていたシュエダゴォン・パゴダ。
チャウッターヂー・パゴダにある寝釈迦仏は全長70メートル、高さ17メートルで、バゴーで見たシェターリャウン寝釈迦仏よりも大きい。足の裏には、仏教宇宙観図が描かれている。
夕食はヤンゴン市内カンドーヂー湖にある高級水上レストラン、カラウェイ・パレスにてショーを見ながらのビュッフェ。
初日にも泊まったユザナ・ホテルにチェック・イン後、ガイドさん曰く「ミャンマーのデパート」、ロビー直結のユザナ・センターへ行ってみた。
ヤンゴン市内の観光客向け土産店で買い物。
チャイプーン・パゴダは塔ではなく、高さ30メートルの柱の四面に大きな座仏が造られたもの。周囲に何もない街外れにあり、遠くから見ても大迫力。
邪教の教えにより、ミガディパ王は息子に生贄狩りを命じる。
シェターリャウン寝釈迦仏は994年にこの地方を治めていたモン族のミガディパ王に建立された後、バゴー王朝の滅亡と共に忘れ去られ、1881年のイギリス植民地時代に鉄道技師によって密林の中から偶然発見されたという。
シュエモード・パゴダの広い敷地の一画にある「鎌倉大仏」は、日本のスズキさんが寄贈したもの。
千年以上も昔にインドで仏陀から二本の聖髪を貰い受けた二人の商人が、それを納めるために建立したのがシュエモード・パゴダ。
ヤンゴンからは約70km離れたバゴーまで車で移動。舗装された有料道路は概ね快適。運転席を覗き込むと、速度メーターはゼロ。壊れてるよ(汗。
バガンは早朝から気持ち良く晴れ。
パゴダ観光の他、漆細工工房を見学。バガンには漆細工の職人を育てる専門学校や博物館、そして幾つかの工房がある。
夕日を眺めるスポットとしては、このシュエサンドー・パゴダの他、私達は行かなかったが川に近いミンガラーゼディ・パゴダや、河岸にあるブーパヤー・パゴダ、船上からのサンセットも人気とか。
夕日を見るため、シュエサンドー・パゴダへ。このパゴダが人気なのは、珍しく登ることが出来るところ。
実の父であった先代王と実兄を暗殺して王位に付いたナラトゥ王が、1165年に建てたダマヤンヂー寺院。その罪滅ぼしのために最大かつ細かい装飾のものをということで建立していたところ、ナラトゥ王自身も暗殺されてしまったという。生前から評判の悪い王の意…
バガン観光ではタクシーなどの車以外に、レンタサイクル、馬車が主に使われる。船を下りた後は、私と相方、オジサマとガイドさんで、二台に分乗して馬車移動。
エーヤワディー(イラワジ)川クルーズの船着場は、オールド・バガン地区近く。船上から見えるものは、時折パゴダ、人、馬、牛。洗濯や水浴びをしている人もいたが、前日まで大雨だった影響で透明度はゼロ。
バガン一の高さ65メートルを誇るタビィニュ寺院は、1140年に建てられた二層構造で煉瓦造りの寺院。
捕虜としてバガンに連れられて来たマヌーハ王によって、1059年に建てられたマヌーハ寺院。
宿泊先はニュー・バガン地区にあるケイトマジ・ダイナスティ・ホテル。フロントは小ぢんまり。敷地は広くてコテージが並び、南の島のリゾートホテルのような雰囲気。
アーナンダ寺院はチャンスィッター王により1091年に建立。金箔の仏像は高さ約10メートル。
オールド・バガン方面に車を走らせ、ニャンウー村との中間にあるティーローミィンロー寺院も、バガンを代表するスポットの一つ。建立は1215年。
チャンスィッター窟院には一部を除いて窓がなく、入口で一人ずつに懐中電灯を貸してくれた。壁にはフレスコ画が描かれているが、昔モンゴルに攻められた際に中で火を焚いて暮らしていたために消失し、その後に上書きされたものもあるという。そんな悪い保存…
シュエーズィーゴォン・パゴダは、ミャンマーを代表するパゴダの一つ。「シュエ」は金、「ズィーゴォ」は砂の河岸という意味。高さが90メートルあり、釈迦の歯が納められている。
ロンジーとは、ミャンマーの人が男女問わず着用している、巻きスカート状の民族服。2メートル位の布を、男性は団子のような結び目を作って中央で留め、女性は団子を作らず横で巻き終える。ウエストを縛る紐が付いたものも売られている。