岩手 花巻 未来都市銀河地球鉄道壁画
作家宮沢賢治の故郷で、彼が愛した理想郷イーハトーブ――岩手県花巻市へ。
新千歳空港、端ゲートより出発。
いわて花巻空港から路線バスでJR花巻駅に移動。食事処を探しつつ歩いていると高い壁が聳える箇所に差し掛かったが、その先を見るとますます何も無さそうなので引き返すことに。で、ふと見上げる。壁のところどころに付いている白い筋は絵の描線で、それが宮沢賢治の代表作の一つ「銀河鉄道の夜」をモチーフとする「未来都市銀河地球鉄道壁画」だった。
この壁画は、夜になると銀河鉄道の姿が浮かび上がるようになっていて、昼間に見たら防音壁としか思えないような作り。反対側の歩道に渡って全体を眺めると、惑星や列車の輪郭が何となく分かって来た。また、夜の光景を紹介するパネルがあった。
JR駅から左手に進んでしまっていたが、飲食店のある区域は駅右手に点在していた。ぱっと見ただけでは分かり難い。
駅前広場にあるオブジェ「風の鳴る林」は21本のポールに風車が設置され、今回は聴けなかったが30分毎に音楽家・姫神によるBGMが鳴るとか。