1996年9月 オーストリア・ドイツ・リヒテンシュタイン・スイス・フランス
オランジュリー美術館の見所は、クロード・モネの「睡蓮 Nympheas」の連作のみを展示した部屋。楕円形の広い部屋の壁に横長の睡蓮の絵が四枚あり、それが二室、合計で八枚の睡蓮が飾られている。
テュイルリー公園からカルーゼル凱旋門へ。
鉄道駅だった建物から1986年末に改築されたオルセー美術館。私が訪れるのは三度目で、館内見取り図やガイドブックなどが年々整備されつつあるらしく、例えばドガの作品があちこちに分散していたのを一箇所に集めたり、展示数も増えていたしで以前より増して…
建設技術者の名前を冠したパリの観光名所、エッフェル塔。フランス革命百周年を記念して開催されたパリ万博に合わせ、1889年に完成してから約40年間は人工建築物として世界一の高さを誇っていたという。
凱旋門の真下にて、床面にある無名戦士の墓で式典が行われていた。周辺は見物客で大混雑。
パリ観光名所の一つ、ナポレオンの命で建てられたエトワール凱旋門。モノクロ撮影。
セーヌ河左岸の文教地区カルチェ・ラタンから、リュクサンブール公園へ。
巨大商業施設フォーラム・レ・アールとポンピドー芸術文化センター周辺。
パリ市内北部、モンマルトルの丘にあるサクレ・クール寺院。ドームの高さは83メートル。
フランスの首都、パリに到着。Liberte駅、Ivry sur Seine駅の中間に位置するホテル・ラティテュードにチェックイン。(その後、廃業?)
スイス西端にあるジュネーヴまで、高速道路で移動。グリュイエール湖は、チーズで有名なグリュイエールのパーキングエリアからの眺め。
登山列車の中継点、クライネ・シャイデックに戻り、昼食がてら暫し散策。
ユングフラウヨッホは「お嬢さんの肩」という意味。
標高797メートルのラウターブルンネンからは、登山列車WAB(ヴェンゲルンアルプ鉄道)で上を目指す。
午前七時の登校風景を眺めつつ、ルツェルンからアルプス山脈の麓、ラウターブルンネンへ移動。
ルツェルンの象徴、カペル橋は1333年に建造されたヨーロッパ最古の木造橋。全長200メートル余り、真っ直ぐではなくジグザグ型。
リヒテンシュタインからライン河を越え、スイスに入国。ルツェルンまでは山間ドライブ。
リヒテンシュタイン公国は、瀬戸内海にある小豆島と同じくらいの面積の小さな独立国家。アニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」に登場する架空の国、カリオストロ公国のモデルでもあるらしい。
19世紀末にバイエルン国王のルートヴィヒ二世が造らせたノイシュバンシュタイン城は、ディズニーの白鳥城のモデルになったことでも有名。
オーストリアのザルツブルクから国境を越え、二時間半でドイツ・ミュンヘン入り。街中にある有名ビアホールのホーフブロイハウスにて夕食となった。
「塩の城」を意味するザルツブルクは、岩塩の取り引きで古くから栄えた街。私達が訪れた年に「ザルツブルク市街の歴史地区」という名称で世界遺産に登録された。街のシンボルは、ホーエンザルツブルク城。
オーストリア中部のザルツカンマーグートは、2000メートル級の山々と湖が点在する景勝地。かつて岩塩が採れたことから、「塩の宝庫」という意味を持つ。
シュテファン大聖堂から更に歩いたところにある美しい外観の劇場。
ハプスブルク家の王宮。広大な敷地に2500室以上もある。
中心部にあるシュテファン大聖堂(シュテファン寺院)。高さ137メートルの塔に、紋章柄のモザイクの屋根が目印。12世紀から建造が始まり、火災や戦争を経て、ゴシック様式とバロック様式とが混在。ペストで死んだ人々の遺骨、ハプスブルク家の心臓以外の内臓…
ウィーンの英雄プリンツ・オルゲン公が造らせた夏の離宮、ベルヴェデーレ宮殿。
出発の一週間前に送られて来た旅程表では、最終目的地ともなるフランスへ移動し、その日のうちに最初の目的地オーストリアへ到着する筈だった。ところが、フランス発オーストリア行きのオーストリア航空でオーバーブッキングが発生。フランスからは旅行で寄…