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旅の備忘録 --- アジア・ヨーロッパなどの海外旅行記・国内旅行記・北海道

中国 九寨黄龍~成都~北京~新千歳空港

九寨黄龍空港は2003年に出来たばかり。それまでの主な移動手段は成都からの陸路で、今回も飛行機が欠航になった場合は八時間ノンストップでのバス移動が予定されていた。400km以上の山道など想像したくもない。

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成都行き中国国際航空CA4474便の出発が30分遅れ、茶菓子に月餅が出た。往路同様の激しいドライブで車酔いし、土産にと鞄に仕舞い込んだ。が、隣席のオバチャンが嬉々として食べ始め、それを見て更に具合が悪くなった。

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成都空港での待ち時間中、現地旅行会社より巻き寿司とサンドウィッチの差し入れ。バナナだけ食べて、残りは現地係員さんにあげた。

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成都発北京行きCA1408便の機内食。不味くて殆ど食べられず。

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北京に到着したのは夜11時過ぎ。空港から高速道路で30分程、インターチェンジを降りてすぐのところにある華潤飯店 China Resources Hotel へ移動。添乗員さんの手際が良くてスムーズに、日付が変わる前に何とか部屋に入れた。初日にも会った現地係員も案内に付いていたが、私達をバスに誘導した他は、添乗員さんのチェックインを手伝うわけでもなく、ただ突っ立っているだけ。両替の件といい、やっぱり使えない奴!

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ベッドに横になったのは仮眠程度の三時間で、八時発の飛行機で帰国するため、早朝五時半にホテルを出発。バスの中で食べるようにと、ホテル製弁当を貰った。中身はまたもやサンドウィッチにバナナで、これもバナナだけ食べて、残りは使えない係員に押し付けてしまった。

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秩序も何もあったものではないという団子状態の出国審査に苛々させられつつ、搭乗前の一仕事。翌年に開催を控えた北京五輪グッズを探し、北京空港の出発ロビーを右往左往。しかし、グッズを売る店はおろか、「五輪」の文字が入ったイベント告知のポスターすら見当たらない。諦めて搭乗ゲートに向かうと、その入口でひっそり営業していたのであった。

グッズを扱う店は、その小ぢんまりとした一店舗のみだった。品揃えも悪く、Tシャツくらいあれば良いのに、子供向けのおもちゃの類ばかり。しかも、ぼったくりかと思える程に値段が高い。と文句を言いつつ、やはり何か記念になるものが欲しくて、一番使い道のありそうなシャープペンシルを買ったが品質が(苦笑)。

これが北京から遠く離れた四川省になると、大都市の成都ですらオリンピックの話題はほぼ皆無。パンダ繁育研究基地の売店で、お情け程度に五輪マークの付いたぬいぐるみが置いてあったくらい。その後、開催迄の一年弱で改善されたのだろうか。

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札幌行き中国国際航空CA169便。空港の隅っこに追いやられるように駐機していた。

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機内食の肉料理は、ビーフストロガノフのようなもの。

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機内食の魚料理。種類は分からない。舌に合わず、残してしまった。

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成都では好物のおこげを食べられなかったし、食事面では良い思い出が無い。バナナ有能。

fin.