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旅の備忘録 --- アジア・ヨーロッパなどの海外旅行記・国内旅行記・北海道

北湯沢温泉 第二名水亭

北海道内ではテレビや新聞等で広告を目にする機会が多いホテル、第二名水亭。送迎バス集合時刻の一時間も前に行ったのに、私達は五台のうちの四号車。出発が迫ると係員の号令の元、後ろの座席の人を先頭に前の座席の人は最後尾にと、列を作らされる。おいおい、子供の遠足か? って言うか、人多過ぎ!

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部屋に落ち着き、早速一風呂浴びに行くことにする。で、何ですか? これは。クロゼットに浴衣はなく、代わりに「湯ぱっちゃ」というパジャマもどきの館内着。半天は袖無し、下のズボンは八分丈位。この真冬に、どうにもこうにも寒過ぎる。

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このホテルで温泉の次に売りなのが、握り寿司やステーキの食べ放題バイキング。肉は美味いし、焼き加減も良い。職人さんが必死こいて握っている寿司は、握るそばからお客の手が伸び、あっという間になくなる。広いホールでは、はしゃぎ回っている子供が突進して来て、ぶつかるところだった。親でもホテルの人でもいいから、野放しにしないでくれ。

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胃を休めてから、再び大浴場。文句を言いつつ、せっせと通う私達。風呂上りはアイスと酒盛り。相方が買った長崎カステラアイス。カステラのアイスとは何ぞや、と思ったら、バニラアイスの上にカステラが乗っただけの代物で、相方までも鬱になる。

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こんな感じで「2泊5食プラン」なのに初日からテンション下がりっぱなしで、二日目は系列ホテルを巡る無料の温泉スタンプラリーで暇潰ししたが、外は氷点下の世界。ホテル間の巡回バスは玄関に横付けされるものの、湯ぱっちゃ姿で数メートルを外気に晒されて歩くと湯冷めする。再びバスに乗って他のホテルに行く気にはとてもなれなかった。

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三つのホテルはホロホロ山荘、湯元名水亭、第二名水亭の順に宿泊料金が高くなる。その差は建物の新しさと、夕食バイキング内容の差だろうか。他の人に勧めるならば、露天風呂や料理、館内設備等を総合的に考えて、二番目のランクの湯元名水亭を選ぶ。但し、私自身が次に泊まる機会は、多分もう無い。