定山渓温泉 定山渓ホテル
札幌の奥座敷、定山渓温泉での一泊旅。宿泊先は老舗、定山渓ホテル。
それなりに古びてはいるが、ピカピカに見せるべく頑張ってる感。
西館のスタンダードクラスの十畳部屋は広々。入口と縁側も無駄に広い。歩くと床がぎしぎし、畳が平らではない。
夕食のバイキング会場。社員食堂のようなテーブル席で、個人客は落ち着けない。全体的に美味しいと思う。韓国料理コーナーは常設らしい。ブームはとうに過ぎ去ったのに、時代に取り残されているかのよう。その一画だけ閑散としている。今なら中華料理にシフトすべきだろう。万人受けもするし。
朝食バイキング。パン四種のうち、焼きたてクロワッサンだけでノーマル、メープル、チョコと三種もある。
肝心の温泉は空間に余裕があり、違う深さ、湯温で楽しめる。ただ、大浴場と中浴場の落差が激しく、中浴場の洗い場は五つしかない。浴槽一つを潰して「洗い場」に転用しているので表示では十以上存在していることになっているものの、実質五つ、しかも他人のシャワーが掛かってしまう配置と狭さ。
問題点に目を瞑って遣り過ごせるレベルだけれど、一度泊まればもう十分かな。