ドイツ ミュンヘン ニンフェンブルク城
ミュンヘンのニンフェンブルク城は、17世紀から19世紀にかけて増改築を重ねて建てられたバロック式の宮殿。
日本の伊万里焼の壷なども展示されている。
天井画。
ルートヴィヒ一世が愛した女性の肖像画が飾られている「美人画ギャラリー」。その数36枚、つまり女性36人。壁一面を占拠する絵画には御見事と唸るしかない。但し、器量良しばかりではなく、目を見張るような美女は数人居たかどうか。王の好みが分からない。
ニンフェンブルク城別棟にある「うまや博物館」には、ノイシュバンシュタイン城やリンダーホーフ城を建てたルートヴィヒ二世が使用した金細工の馬車が何台も展示されている。
御伽噺に登場しそうな形状のものから、雪道を牽いて進むためのソリ付きの馬車まで、あまりの豪華絢爛さと王の金細工好きに苦笑いしてしまう。