2010-01-01から1年間の記事一覧
アヴァノスという町に流れるトルコ最長のクズル川は、粘土質で赤く見える――らしいが、遠目では分からなかった。少女漫画「天は赤い河のほとり」の舞台にもなっているのだとか。 私達はその川を見下ろす丘にある洞窟レストランにて昼食。カッパドキアはワイン…
カッパドキアはアナトリア高原の中心に広がる地域名。約2000万年前に大爆発した火山からの灰や溶岩から形成された台地が、長い年月を経て硬い岩を残して侵食されたため、キノコのような奇岩群が出来上がったという。その景色だけではなく、奇岩に造られた洞…
東洋と西洋を結ぶ、かのシルクロードにはトルコの主要街道も含まれている。行き来する商人が取引や宿泊をするために建てられたのが隊商宿(キャラバンサライ)で、現在残っているうちの幾つかは有料で内部を見学可能。 盗賊対策もあって、高くて厚い壁で囲ま…
コンヤでの宿泊先は、ロシア資本のリクソス・ホテル。元はヒルトン系列で、大きなスポーツジムやプール、ハマムも備え、清潔感溢れる客室は五つ星級だが―― ホテルは街外れにあり、25階の建物が遠くからでも目立つ。隣接するショッピングセンターは営業してい…
トルコ内陸部アナトリア地方の中核都市コンヤは、11-13世紀にセルジューク・トルコの首都が置かれていた町。陶器博物館になっているカタライ神学校は、セルジューク様式の浮き彫り、スタラクタイトが見所。 アラアッディンの丘。 交差点ごとにトルコの国花チ…
パムッカレからは中部の都市コンヤまで休憩を挟みつつ、約410kmの移動。最初のドライブインの売りは、もったりして腹持ちの良い蜂蜜とケシの実添えヨーグルト。皿を逆さにしても数秒間落ちない、というパフォーマンスを見せてくれたりする。 二度目の休憩は…
真っ白な石灰棚と水色の温泉のコントラストが美しいパムッカレ。 石灰棚には足を踏み入れても良い区域がある。履物は一切禁止のため、素足でいざ突入。極浅い棚に溜まっている温泉水は、朝早いせいか冷えていた。溝になっているところに座り、まずは足湯でま…
トルコ語で「綿の城」を意味するパムッカレ。真っ白な石灰棚が有名な世界遺産で、多くの観光客が訪れる。いつもに増して早く朝七時半にホテルを出発し、バスを走らせること五分で石灰の岩肌が見えて来た。 三箇所ある入口のうちのパムッカレ村側。私達は山の…
片側二車線の幹線道路を走り続け、パムッカレ村への分岐点からは車線すら引いていない田舎道を30分。私達が泊まったスパホテル・コロッセア・サーマルは、大型ホテルが集まる一画の端にあった。周りには何も無いが、館内に温水プール、フィットネス、エステ…
トルコでは各観光スポットの駐車場に停まっている何十台もの観光バスの殆どに、現地旅行会社「ドラーク・ツアーズ」のロゴが描かれていた。同じ旅行会社が絡んでいるためか、ツアー客の国籍に関わらず、食事場所でかち合ってしまう。そんな混雑ぶりの中、こ…
ローマ帝国のアジア州執政官だったケルスス(セルスス)の死後、彼の息子が父のために建てたのが、ケルスス図書館。前面にはケルススの徳を象徴する四体の女神像がある。火事や地震でかなり破壊されていたが、1970年代に修復された。 左から、知識を象徴する…
ヘラクレスの門から真正面にあるケルスス図書館までのクレテス通りは、数百メートル続く緩い下り坂。大理石なので、雨が降ったら怖い。しかし、この日は気温30度以上の快晴。日陰が少なく、どちらにしても歩くのが辛い。更に、人混みを見てうんざり。 トラヤ…
市公会堂。聖火が灯されたりしていた。市議会堂、プリタネイオンとも呼ばれる。 丘の上に聖母像らしきものが見える。 メミウスの碑。ローマの独裁官スッラの孫であるメミウスのために造られた。 メミウス、父カイウス、祖父スッラを表したレリーフ。 ポリオ…
エフェス(旧名エフェソス)は、紀元前11世紀に建てられたイオニア人の都市国家。リディア王国、ペルシア王国、アレキサンダー大王、そして紀元前二世紀に共和政ローマの支配下に置かれた後、現在見ることが出来るエフェス遺跡が形成されたという。共和政ロ…
トロイからは休憩を一度挟み、三時間程でアイワルクに到着。アイワルクはエーゲ海に面した小さな町で、リゾートホテルが多い。私達ツアーの宿泊先グランド・ホテル・テミゼルも、プールとビーチを楽しめる大型ホテルだった。 高層で眺めに期待したくなる外観…
トロイからアイワルクに向けて、エーゲ海を眺めつつ移動。ギリシャのレスボス島が見える。 海水浴。 ホテルの売店は観光土産ばかりで飲物類はあまり置いていないので、宿に着く手前で必ずガソリンスタンドに寄っていた。土産物屋が併設されていることも多い…
紀元前800年頃、古代ギリシャのホメロス作とされる抒情詩「イリアス」に記されたトロイは、架空の古代都市ではなく史実――と信じたドイツ人シュリーマンによって1871-73年に発掘されたのが、世界遺産にも指定されているトロイ遺跡。 「イリアス」に登場するト…
トルコのヨーロッパ大陸側からアジア大陸側へと渡る場合、ガイドブックではエジェアバトとチャナッカレ間のフェリーについての説明ぐらいしか見当たらなかったが、私達のツアーの他、JTBや他国ツアー客もゲリボルからラプセキの便を利用していた。 昼食後に…
イスタンブールからは一度の休憩を挟み、約四時間でゲリボルに到着。国土のうち数パーセントのヨーロッパ大陸側にある港町で、ここからアジア大陸側に渡る。乗船予定のカーフェリーが既に泊まっている。 港前の広場に面したオープンテラスのある奥の店で昼食…
過去に何度も計画したことのあるトルコ旅行。念願が叶い、やっと実行するに至った。利用したのは阪急旅行社の添乗員付きツアー。 午後 札幌から関空へ 夜 関空発 早朝 トルコ・イスタンブール着 午後 トロイ遺跡 夕方 アイワルク着 午前 エフェス遺跡 夕方 …
札幌駅を出発し、増毛町の國稀酒造で休憩。スケジュールにここが含まれていたのが、バスツアーに参加した理由の一つだった。自家用車だと諦めねばならない試飲が出来るから。 人気の「暑寒美人」は売り切れていたので、國稀酒造本店限定販売の「暑寒しずく」…
東京はちょうど花見の時期。宿泊ホテル近くと千鳥ケ淵を散策。 夜桜の見物にも出掛けたのだが、花見客が多くてまともに歩けない上、通路にまでレジャーシートが張られている状態で、とても風流な気分にはなれなかった。 お台場にも足を延ばしてみた。 fin.
西武ドーム、初見参。既に試合が始まっており、タイミング悪く大量失点した直後だった。 イチロー選手。翌年から渡米したので、生で見たのはこれが最初で最後となった。 残念ながら敗戦。 風通しの良いドームでの観戦は、四月上旬ではまだ寒かった。
少しだけ船を移動させ、二本目のダイビング。(38分 / 最深14.8m、平均9.4m) お世話になったインストラクターさんとライオンブンブク。 相方がインフルエンザに罹っての、急遽一人旅。オフシーズンでもあるためファン・ダイビング客も私一人、でもインスト…
一夜明けてダイビング二日目は海況が良くボートを出せるということで、泊港から20分程のところにある神山島という無人島周辺でのダイビング。(40分 / 最深15.8m、平均11.0m) アカマツカサ
この日は海が荒れているため、ボートダイビングの予定が、波が比較的穏やかな本島南部でのビーチダイビングに変更となっていた。ボート代4,000円が返金された。ラッキー! と喜んだものの、ポイントまでボートが連れて行ってくれるボートダイビングに比べ、…
三泊四日で中二日四本のダイビング。一本目は那覇から車で約一時間、糸満市にある大度海岸にあるポイント。その昔、150年前の鎖国時代の日本の国際交流に大いに貢献したジョン万次郎が、アメリカから帰国した時に初めて上陸したということで、「ジョン万ビー…
はぼろサンセットプラザ最上階の七階レストランにて、「今日の捕れたて日本海」コースでの夕食。まず度肝を抜かれるのがプランの目玉、刺身盛り。そのラインナップは鮪、鰆、鮃、サーモン、甘海老、カラス鰈、つぶ、羽幌産ジャンボ牡丹海老。 羽幌の辺りは甘…
前月に日帰り入浴で訪れた、道の駅「ほっと・はぼろ」。このことを宿泊経験のある方に話したところ、「温泉だけじゃなくて、食事も部屋も凄く良いのに勿体無い!」と再訪することを勧められ、何となくその気になって今回泊まりに来てみたというわけ。 観光シ…
沖縄最大のテーマパーク「おきなわワールド」。日本第二位の長さを誇る鍾乳洞の玉泉洞では、全長5kmのうちの890メートルを歩くことが出来る。 銀柱。 岩窟王。 銀滝柱。 夫婦岩。 ひねくれ地蔵。 日本最大のリムストーンダム「黄金の盃」は玉泉洞の象徴。 fi…